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2018年11月27日 (火)

なぜ、キリスト教=クリスマスなの?

お元気ですか。しぇるりんです。(^ ^)

日本ではキリスト教は、クリスマスの季節行事だと勘違いされる傾向があるようです。

これは、カトリック、プロテスタントの両派で日付が固定された「大祝日(特別な祝日)で、古くから誰にでもよく知られているのが「クリスマス」だからです。

主にディズニーランドが広めた「イースター(ご復活祭)」は、「移動祝日」です。つまり、年ごとに日付が違うのです。

その点、クリスマスはカトリック、プロテスタントでは常に「12月25日」です。そのため、洗礼式以外だと、冠婚葬祭にしか教会を訪れることのない、大勢の「冠婚葬祭信者」の方々でも、季節の風物詩としてクリスマスを祝う傾向があります。

↓クリスマスはイエス・キリストのご降誕と聖家族の愛を記念する季節

54631

日本ではクリスマスのシンボルになっている、赤い服を着たサンタクロースとトナカイのソリのイメージは、オランダの聖ニコラウス伝承が米国で商業化され、広まったもので、残念ながら赤い服のサンタクロースはキリスト教とは全く関係ありません。

サンタクロースの由来と言われるのは、聖ニコラオ司教と言われる、4世紀の聖人で、任意の記念日は12月6日です。

主にロシア、北欧、スエーデン、オランダなどで崇敬される有名な聖人で、司祭召命の前に経済上の理由から身売りせざるを得なくなった三人の若い娘を助けるために、労働をして稼いだすべてのお金を差し出した、という逸話が有名です。

一方で、「なぜ、クリスマスは12月25日に固定祝日になったのか?」は諸説があります。

ちょうど冬至に近いからという民俗学、民族学的な意見もあります。もともと、ヨーロッパ全域にあった異教の冬至の祭りをキリスト教化したのが、現代のクリスマスの起源、という説です。

ちなみに、日本に商業クリスマスを最初に広めたのは三越百貨店だと言われています。

第二次世界大戦後、米軍および国連軍が「進駐軍」として日本を統治しました。その時、米軍や国連軍と一緒にクリスマスも日本にやって来ました。

しかし、日本にはカトリック、プロテスタントを含めあまりにも信徒数が少なかったため、日本人の米軍基地関係者にもあまり知られることはありませんでした。


しぇるりんの両親は戦後、米軍基地で働いていたため、結婚記念日が1950年代半ば過ぎのクリスマスの頃です。

理由はしごく単純で、布団も鍋も持っていなかった両親が「結婚するんだ」と言ったら、米軍や国連軍の同僚やら将兵らが最低限の生活必需品である毛布や鍋をクリスマスプレゼントとして贈ってくれたため、「最低限の生活ができることになったから」でした。

また、結婚休暇の申請をクリスマスにするクリスチャンやカトリック信徒はほぼゼロなので、近所の神社で式を上げた両親にはクリスマス直前でも問題がなかったのです。

クリスマスが日本人の間に広まったのは、やはり「クリスマスケーキ」と「クリスマスプレゼント」の商業戦略にまんまと乗ってしまったということが大きな要因です。

おかげで、クリスマスなら「教会に行って見ようか?」という人も現れるようになり、カトリックやプロテスタントの教会でも「クリスマスは○X教会へどうぞ!」というイベントも増えました。

逆にクリスマスを通じて、キリスト教に出会う方も日本には多いようです。

現実には、多くのカトリック教会では日曜日ごとにミサを行なっており、日本基督教団など正統派のプロテスタント諸宗派は礼拝を行なっています。

静かな祈りの場であること、司会者や司式者の指示に従っていただく必要がある、というだけで未信者の方が日曜日のミサや礼拝に参加されるのは自由です。

カトリック教会では、「洗礼、初聖体を受け、定期的にゆるしの秘跡を受けて、聖体拝領の資格のある信徒だけが聖体拝領ができる」という決まりごとがあります。

未信者の方は聖体拝領の列に並び、司祭の前で手を合わせて頭を下げると「祝福」が受けられます。

これは、初聖体前の子どもや、「ワケあり」でご聖体拝領のできない成年男女にもよくあることなので、ミサに出たら祝福を受けてください。

教会でのクリスマスは、賑やかではありません。確かに参列者が普段よりはずっと多いので、規模の大きい教会だと「静粛な雰囲気」というより多少「ざわざわ?」という感じは否めなかもしれません。

商業クリスマスのイルミネーションがド派手なのは、日本だけではなく、キリスト教国でも似ています。

違うのは、欧州、南米だとクリスマス期間には休業のお店がほとんどであるということかも知れません。

先日、「フランスでクリスマスを!」という海外旅行ツアーの広告をネットで見かけました。クリスマスのフランスでは、ツアーの指定ホテル内以外では多くの場合、ディナー難民になります。呑み屋専門のバー以外で営業しているのは、某バーガーチェーン店と中華料理屋だけ…と言う場所がほとんどでしょう。

なぜなら、クリスマスは家族とともに過ごす祝日だからです。もちろん、ともにクリスマスを過ごす家族のいない人を招待したり、友人と過ごす人はいるでしょう。

でも、クリスマスこそ、おとめマリアと聖ヨセフがイエズスのご降誕を迎えた瞬間を祝う日です。だから、聖家族の最初の集いの記念として、キリスト者はクリスマスを家族で祝うのです。

欧米でも、クリスマスは何のための祝いか知らない人が増えました。とても、残念でたまりません。

家族がともに集い、互いへの愛と思いやり、親しさを確かめ合うのが、クリスマスの本来の意味合いです。

生クリームケーキとチキンは日本のクリスマスの習慣として否定しません。

しかし、クリスマスはキリストのご降誕を記念するお祝いの日であって、イルミネーションで商業戦略とする現状が良いとは私も思いません。

フィリピンでは7月からクリスマス商戦が始まり、米国では8月にはハロウィン&クリスマスのダブル商戦が始まると聴きます。

お祝いは大切だと思いますが、クリスマスに本当にプレゼントすべきなのは、あなたのホンモノの愛と思いやりです。


あなたの心に誰かを心から迎え入れること、誰かへの思いやりを行うこと、誰かに心からの関心を示すことこそ、本当のクリスマスプレゼントと言えましょう。

あなたに、愛あるクリスマスが訪れますように。

霊的読書(レクチオ・ディヴィナ)とは、聖書(主に福音書)などを音読し、その中の「ちょっと気になる一句」に心を留めて、祈りのうちに神さまを思い、その一句を通して神さまと語り合うことを指します。ブログ中の聖書の解釈に関する内容は、しぇるりん個人の感想です。聖句そのものと、地理、人間関係などの事実関係は、特別な記載がないものは、日本聖書協会2008年版≪新共同訳 新旧約聖書続編つき≫の解説部分に依拠しています。詳しくは、日本聖書協会発行の≪新共同訳 新約聖書≫≪新共同訳 聖書≫をご参照ください。なお、ミサの朗読福音は、カトリック中央協議会発行の《毎日のミサ》によります。

モルモン教、ものみの塔(エホバの証人)、世界基督教統一神霊協会(統一教)、新天地イエスの証の幕屋聖殿、Apostolic Catholic Church(カトリック使徒教会)は正統派のキリスト教ではありません。「カルト宗教」です。ご注意下さい。

 

「しぇるりん」になりすまし、他の方のブログにコメントを書き込む事例があるとのご指摘を受けました。私は他のブログに書き込みをしません。また「しぇるりん」を騙るニセブログもあるようですが、このブログの書き手とは別人です。ご注意下さい。


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