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2018年11月20日 (火)

福音書を読んでみようー2018年の聖書週間に

お元気ですか。しぇるりんです。(^ ^)

<聖書>を読む、と言われると「えっ、あの分厚い本の、どこからどう読んだらいいの?」と悩んでしまいます。

<聖書>初心者にオススメなのは、「福音書を読む」です。

まず申し上げたいのは、「つまらなそうだと思ったら飛ばして読む」が、<聖書>を読むコツです。

<新約聖書>を読もうとして、はじめのダンジョンでくじけてしまうキッカケは、「マタイによる福音書第1章を読もうとしたら、読む気をなくした」です。

イエスさまが「正統なダビデという預言者の家系に生まれた」ことを説明している部分なので、じつは旧約聖書を「完読したツワモノ」にも手ごわいのがこの章なのです。

<新旧訳聖書>を「完読や精読はしてないけど、平信徒の割には拾い読みをし、有名な場面の流れはまあ覚えている方だと思う」私ですら、この章に出てくる78名の人名のうち「旧約聖書のあの辺の、あの話しで出てきた、あの人かな?」とイエスさまを除いて見当がつくのは、マリアさま、ヨセフさまなどを入れてもたったの15人です。

なので、初心者や「ちょっとは読んでみたけど、どうにも慣れてなくて…」という方が「福音書」を読む際には、面倒くさいところは、サブタイトルだけ読んで、「読まずに飛ばして」先に進んでください。

↓米国で印刷された日本語のローマ字聖書

Kanyaku_photo02 二つめのコツは、読むなら「同じ福音書を読み進めること」です。マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの四福音書は、それぞれ「イエズスの教えをどう伝えたいのか」のアプローチが違います。

「イエズスがお生まれになった系図から書き記し、主にどのような生涯を地上で送られたのか?」を淡々と記載しているように感じられるのがマタイ福音書です。

その点、マルコによる福音書は「イエズスはその短い福音宣教の中でどのようなことを語られたのか?」に重点が置かれています。

ルカによる福音書は、イエズスの御降誕前後の事情と、マリアの賛歌など、聖母マリアに関する記述とイエズスが福音を宣べ伝えられた部分に多くのページを割かれていて、御受難と死とご復活に関する記載が少ないのが特徴です。

その点、「はじめにことばがあった。ことばは神であった」の冒頭の名句や、バッハやモーツアルトの<ヨハネ受難曲>で有名なヨハネによる福音書は、洗礼者ヨハネが活動していた頃から話が始まり、福音宣教~御受難から御復活の細部に関する記述に力点を置いて書かれているように感じられます。

あなたの興味が持てる福音書をまず、「テキトーに飛ばし読み」すると、何となく「この福音記者は、イエスをどう伝えたかったのか?」がおぼろげながら浮かんできます。

それぞれの福音書には、サブタイトルで区切りがあります。


サブタイトルを一行読んでから、「じゃ、読んでみるか」と思えるところだけを読んでみるのも一手です。

ただし、一章の方から初めて、飛ばし読みしながらでも、最後の章までサブタイトルだけでもいいので読み進めてください。

気に入ったところ、何となく心の琴線に触れる部分があるなら、じっくりと読み返してみてください。初めは黙読で、次に声に出して音読をし、また黙読をし…を繰り返してみてください。

あなたの魂がちょっとだけ、イエズスに出会えるかも知れません。

ロザリオの奥義(神秘)に関するブログでも書きましたが、まずは「福音書を読んでみる」のは、「イエスさまはざっくり言うとどんな方?」を知るためです。

特に成人になってから初めてキリスト教に興味を持った方が、まず<聖書>読んでみようか、はアリだと思います。

有名な○X神父さんの解説本?や、聖人聖女伝などを先に読んでしまうと、「○X信心の信心業の信者」に陥り、イエズスの教えの根幹ではなく、神父さんや聖人聖女のファンクラブ会員になることに満足しがちになってしまいます。

カトリック教会の教えは時代により、多くの信心業の流行りすたれがあっても、その礎にはおられるのは同じキリストです。

ところが、基幹文化としてのキリスト教が根付いていない日本に生まれ育ったわたしたちには、同じ「イエス・キリストの教え」が「ざっくりと、ごくテキトーに」がまずわかりません。

なぜ、一神教なのか、なぜ聖三位一体なのか、なぜイエスなのか…そういったいわば「日曜学校に通ったり、母国語の授業で習い、気づいたら自然に身についていた」ことは、日本人には少ないでしょう。

「なぜ、イエス・キリストなのか?」は、35歳以下の若い方たちだと、学ぶより慣れろ、でカトリック教会のイベントに参加し、ミサにあずかりながら、山登りやピクニック、バーベキューや分かち合いを楽しむ方が、はるかに分かりやすいと思います。

しかし、病み、苦しみ、時間もなく、障害があり、仕事ややるべきことが多すぎて、「習うより慣れろ」が出来ない大人たちにとって、<聖書>こそ、イエスに直接出会うための唯一の道かも知れません。

そんな時、まずは福音書に親しむことをオススメします。

説教を聴くにせよ、聖書を読むにせよ、「どうも、右の耳から入って、左の耳から出て行ってしまう感」が否めず、メモを取りながら…という方がおられます。

実はしぇるりんだって、「心のなかでホンモノのイエズスに出会う」、難しい言葉で言うと「イエズス・キリストの臨在を知る」体験をしてから、みことばが心に留まる「みことばの歩留まり率」が向上しました。

それまでは、何を聞いても、「傾耳留心(心の耳を傾けて、主のみことばを聴く)」なんて出来ないまま、もどかしいほどに右の耳から左の耳へと抜けていたのです。

しぇるりん的には、メモを取る、精神一到で集中する、はオススメしません。心の耳を主に向かって開くには「無邪気に聴き流す、読み流すこと」は、とても大切な「魂を解放する」観想の祈りへの入り口であり、聖餐式への準備体操だからです。

「みことばが心に沁みる」ほど深く入って来ることは、人生にそうそう何度でもあるものではありません。

説教にせよ、みことばに触れるにせよ、まずは子どものようにイエズスを、「まあ、ざっくりとこんな感じ」で受け入れることです。

そこからどのような召し出しを受け、どのような小道をたどって生きるのか…は人それぞれです。

すべてを得ようとする人は全てを失うでしょう。でも、今日、たった一つでもイエズスを得るために、自分の中の何かを手放せるなら、全世界のひとしずくをキリストを通じて得ることでしょう。

今日の一日が、あなたにとってみ恵みに満ちた一日でありますように。

霊的読書(レクチオ・ディヴィナ)とは、聖書(主に福音書)などを音読し、その中の「ちょっと気になる一句」に心を留めて、祈りのうちに神さまを思い、その一句を通して神さまと語り合うことを指します。ブログ中の聖書の解釈に関する内容は、しぇるりん個人の感想です。聖句そのものと、地理、人間関係などの事実関係は、特別な記載がないものは、日本聖書協会2008年版≪新共同訳 新旧約聖書続編つき≫の解説部分に依拠しています。詳しくは、日本聖書協会発行の≪新共同訳 新約聖書≫≪新共同訳 聖書≫をご参照ください。なお、ミサの朗読福音は、カトリック中央協議会発行の《毎日のミサ》によります。

モルモン教、ものみの塔(エホバの証人)、世界基督教統一神霊協会(統一教)、新天地イエスの証の幕屋聖殿、Apostolic Catholic Church(カトリック使徒教会)は正統派のキリスト教ではありません。「カルト宗教」です。ご注意下さい。

 

「しぇるりん」になりすまし、他の方のブログにコメントを書き込む事例があるとのご指摘を受けました。私は他のブログに書き込みをしません。また「しぇるりん」を騙るニセブログもあるようですが、このブログの書き手とは別人です。ご注意下さい。


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