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2018年8月 3日 (金)

喜びの奥義第一:受胎告知

(洗礼者ヨハネの誕生が予告されてから)六ヶ月目に、天使ガブリエルは、ナザレというガリラヤの町に神から遣わされた。ダビデ家のヨセフという人のいいなづけであるおとめのところに遣わされたのである。そのおとめの名はマリアといった。

天使は、彼女のところに来て言った。

「おめでとう、恵まれた方。主があなたと共におられる。」マリアはこの言葉に戸惑い、いったいこの挨拶は何のことかと考え込んだ。すると、天使は言った。

「マリア、恐れることはない。あなたは神から恵みをいただいた。あなたは身ごもって男の子を産むが、その子をイエスと名づけなさい。その子は偉大な人となり、いと高き方の子と言われる。…」

マリアは天使に言った。「どうしてそのようなことがありえましょうか。わたしは男の人を知りませんのに。」

天使は答えた。「聖霊があなたに降り、いと高き方の力があなたを包む。だから、生まれる子は聖なる方、神の子と呼ばれる。…」

(ルカによる福音書1:26~35抜粋)

お元気ですか。しぇるりんです。(^.^)

8月は15日は被昇天の聖母の大祝日です。聖フランシスコ・ザビエルは1549年の被昇天の聖母の大祝日に鹿児島に上陸したため、日本は「栄光の聖マリア(被昇天の聖母マリア)」に捧げられました。

なので今月は、ロザリオの「喜びの奥義」の五つの奥義をひとつずつみなさんと一緒に観想したいと思います。

↓フラ・フィリッポ・リッピの「受胎告知」

Rippi_jutaikokuchi

「受胎告知」と言えば、大天使ガブリエル。カトリック教会公認の三大天使、「ミカエル、ラファエル、ガブリエル」のお一方です。

聖ミカエルといえば、悪霊を踏みつけ、悪と闘う姿が有名な一方、旧約続編の《トビト記》に登場する大天使ラファエルは「…恐れるな。神の使いが息子のよい同伴者となってくれるから、旅は順調にいき、息子は元気で戻って来るに違いない。」(トビト記5:21~22抜粋)にある「旅姿のユダヤ人の若者」として描かれています。

ところが、新約聖書でいちばん有名な大天使ガブリエルの姿を描写した部分は、聖書にはないようです。

聖画ではクリスマスの「天の万軍が主を讃え…」というシーンからイメージしたのか、天使というと羽をつけた姿で描写されていることが多いようです。

しかし、「神のみ使い」である天使は、旧約聖書では殆どが「若者」「旅人」といった「どこにでも居そうな青年A」という感じで書かれています。

なので、おとめマリアに現れた大天使ガブリエルも、どこにでもいそうな旅人の姿だったのかも知れませんね。

大天使ガブリエルは、「おめでとう、恵まれた方。主があなたと共におられる。」と、唐突にマリアに言います。

マリアは、その言葉を聞き、じっと考え込みます。

神の母となられたおとめマリアは、そのけがれなきみ心で主のみ言葉をじっくりと噛みしめる方だったようです。この時も「なぜ?改めて主が共におられる、と言われるのか?」について想いを巡らしておられたのでしょう。

そして、聖霊によって男の子を産むこと、イエスと名付けよと言われて、困惑されたことでしょう。天使のお告げを受けた時点ですでに、マリアにはヨセフという婚約者がいました。

俗な考えで言えば「ヨセフのヤツ、見た目よりむっつりスケベだったのか?」といったうがったウワサも、小さな村では立つかも知れない…などの心配もあったでしょう。

神のみ使いは「恐れることはない」、と言われました。

私たちは、実にいろいろなものを恐れます。おとめマリアのみ心にだって、人並みに世間の評判、職場の人たちの反応、親族の思惑…などを恐れる気持ちはふと浮かんだかも知れません。

それでも、マリアは大天使ガブリエルの「あなたは神から恵みをいただいた。」という言葉を、自分の恐れる気持ちを超えて信じました。

わたしは、聖母マリアのいちばん賛美すべき徳は「神のみ恵みを心から信じた」ことだと思います。

信じたからこそ、洗礼者聖ヨハネの母であるエリザベトを訪ね、そのもとに留まりました。老いて、不妊の女と呼ばれたエリザベトに宿った子もまた、聖霊のみ恵みで宿ったとおとめマリアは信じ、神をたたえて「マグニフィカト」を歌ったのです。

「主の聖霊の導きを信じる」ことは、心からの喜びの始まりです。

今日の憂いで心が溢れてしまうと、明日もまた主の聖霊の導きだけで生きて行ける、という心の中の希望の芽がしおれてしまいがちになります。「自分の思い通りにならない。自分の予測通りにならない。」にこだわり、主のみ旨とみ恵みを見失いそうになるのです。

でも、聖母マリアさまは私たちに「どんな時にも主のみ恵みを信じ、希望を持ち続けること。小さな事柄にもみ恵みを見出すこと」を「受胎告知」の奥義で教えてくださいます。

喜びの奥義の一連を祈る時、まだ人生を歩み始めたばかりのおとめマリアが、主のみ恵みを信じた大胆さを讃えて祈りましょう。

「お言葉通りになりますように。」と。

霊的読書(レクチオ・ディヴィナ)とは、聖書(主に福音書)などを音読し、その中の「ちょっと気になる一句」に心を留めて、祈りのうちに神さまを思い、その一句を通して神さまと語り合うことを指します。ブログ中の聖書の解釈に関する内容は、しぇるりん個人の感想です。聖句そのものと、地理、人間関係などの事実関係は、特別な記載がないものは、日本聖書協会2008年版≪新共同訳 新旧約聖書続編つき≫の解説部分に依拠しています。詳しくは、日本聖書協会発行の≪新共同訳 新約聖書≫≪新共同訳 聖書≫をご参照ください。なお、ミサの朗読福音は、カトリック中央協議会発行の《毎日のミサ》によります。

モルモン教、ものみの塔(エホバの証人)、世界基督教統一神霊協会(統一教)、新天地イエスの証の幕屋聖殿、Apostolic Catholic Church(カトリック使徒教会)は正統派のキリスト教ではありません。「カルト宗教」です。ご注意下さい。

 

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