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2018年6月22日 (金)

聖ピオの世の終わりに関する12カ条を読み解く

お元気ですか。しぇるりんです。(^ ^)

さて、「世の終わり」に関して啓示を受けた聖人聖女は、新約聖書の終わりにある「ヨハネの黙示録」以降にも大勢います。


比較的近年で公的崇敬を許された例だと、ファティマの聖母、司祭のマリア運動、秋田の聖母のほか、20世紀前後に多くの聖人聖女やしるしを受けた人々が「世の終わりにもイエズスの愛とともにあるよう祈りなさい」といった趣旨のお告げを受けています。

↓可視の聖痕を受けていた頃のピエトレルチナの聖ピオ

Img_26

その中で、日本語でカトリック教会の教えを全く知らない方が「世紀末論」の一つとして、ピエトレルチナの聖ピオ(カプチン会司祭、1887~1968年、2002年列聖)の「世の終わりの12のしるし」を誤訳しているのを偶然見かけたので、英語訳を探して見ました。

すると、ヨハネの黙示録と同じく、「主が被造物を創造されたように、いずれ被造物の終わりの日が来る。だから、世の終わり、あなた自身の死に備えて主に向かい回心しなさい」という意味合いの内容である可能性が高いということがわかりました。

聖ピオは、しぇるりんがもっとも慕う聖人の一人です。聖痕のしるしを得たという奇跡もさりながら、教父時代からのカトリックの教えと伝統的な守護の天使の執り成しを勧めた方であり、古き教えと21世紀の現代をつなぐ聖人でもあります。

そこで、しぇるりんの信仰から捉えた聖ピオの世紀末への12のメッセージの訳文をご紹介したいと思います。

*・゜゚・*:.。..。.:*・’(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

  1. 世界は破滅に向かって歩き続けています。ひとは正しい道に向かうことを断念し、暴力の砂漠という危険な道に向かおうとしています。もし、彼らが人間性、いつくしみと愛の源から(決して渇くことがないと言われた主の水を)飲もうとしないなら、大いなる災いに至ることでしょう。

  1. ひどいことが起こるでしょう。私は人々のためにこれ以上の執り成しはできなくなります。聖なるいつくしみは、終わりを告げようとしています。ひとは愛ある生活を築き、いのちの破壊を止めなければなりません。

  1. 世界が人々に委ねられていた時、まるでそこは庭のようでしたが、人間は、委ねられた地を有毒なものにしてしまいました。もはや、人の子のいえをきよめるのに役立つものは、何もありません。天のみ国から来るものだけが、深く働く必要があります。

  1. 全くの闇の中で三日間を過ごすよう、準備しなさい。(キリストが陰府に降られ、三日間を過ごされた死の状態を耐える信仰を持てるよう祈りなさい、と解釈できます。)この三日間は、死の中にあって、食べることも、飲むこともかなわないでしょう。(本当に衣食住への不自由を表す。または主の肉と血の祭儀にあずかれないような、信仰の闇を体験するとも解釈できます。)そして、(キリストの)光が戻ります。しかし、もう光を見ることが出来ない人が大勢いるでしょう。(イエズスへの信仰の光に戻れない人が大勢いる、とも解釈できます。)

  1. 多くの人は、目標を見失ったまま、恐怖のあまり逃げ惑うでしょう。彼らは救いは東から来ると言って東に逃げては、断崖から落ちるでしょう。(東洋思想に救いがあると言って、安易に東洋やオリエントの思想に逃げると断崖に追い詰められるような心理状態になる、と解釈できます。)彼らは救いは西から来ると言って西に逃げ惑いますが、彼らはかまどで焼き尽くされるでしょう。(現代の西洋思想に安易な救いを求めると、自らが自らを焼き滅ぼすだろう、と解釈できます。)

  1. 全地はおののき、ひどいパニックに陥るでしょう。地球は病みます。地震は蛇のように起き、彼ら(蛇=悪の象徴)はどこにいても這いずり回ることでしょう。そして、多くの石(落石、爆撃、または落盤、罪を咎める何か)が落ちて来るでしょう。そして、多くの人々が非業の死を遂げるでしょう。

7.  あなたがたはアリのようである。なぜなら、その時は、あなたがたが 日々の糧に気を取られている時、不意に訪れるからです。ビジネスは略奪され、倉庫は破壊されるでしょう。貧しい人々は三ヶ月間(90日、または四旬節ぐらいの期間の喩えという解釈も可能)、ともし火(信仰の灯火、またはみ恵みの光)もなく、一杯の水(主のみずが途絶えた闇の状態の比喩、またはインフラの麻痺による渇水か。)もなくその闇の日々を過ごすことでしょう。

8.偉大なる地が消え失せ、国は地理的な地図から永遠に消されます。そして、その歴史、富と人は泥まみれになるでしょう。

9.ひとの愛は(無関心の蔓延により)虚しい言葉になるでしょう。もし、あなたが同じ食卓を囲む人々を愛せないなら、どのようにしてあなたはイエズスがあなたを愛することを期待できるでしょうか。神の科学者への怒りは赦されることはありませんが、(赦しは)人の心がけ次第です。

10.私は絶望しています。私は何をすれば人間性が悔い改めを得られるのか、わかりません。もしあなたがたがこの道を突き進むなら、神の大いなる怒りが凄まじい雷鳴のごとく引き起こされるでしょう。

11.地球に隕石が落ち、全てが光に包まれるでしょう。(原爆投下などの場面を思い起こさせます。)それは戦争よりもより悪しきもので、惨状を引き起こすでしょう。多くのものが役立たずになります。そして、これはしるしの一つになるでしょう。

12.人々は、悲惨な体験を生きることでしょう。多くの人々が川に溺れ、大勢の人が火に焼かれ、多数の人が毒物の中に葬られるでしょう。しかし、私はきよらかな心と常に共にいます。これらの悲惨な時に、神は人間性を救うために介入はされませんが、イエズスは御身の近くにとどまり、きよらかな心を持つ、心ある人々の声にいつも耳を傾け、お応えになります。


*・゜゚・*:.。..。.:*・’(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*


シリアの内戦、パレスチナの惨劇、ロヒンギャへの虐殺、クリミア半島での悲惨な状況、原発事故の悲惨や、地球をいくつも壊せるほど多くある核兵器の問題、環境汚染、世界中で起こっている経済格差と資源争奪戦による悲惨などでドロドロになってしまった地球と人類の21世紀の現実を思う時、聖ピオが言われた「世の終わり」を私たちはいま生きているのではないか、と思わざるを得ません。

特に9.にある「神の科学者への憤り、怒りは赦されるものではない」という部分は、私たちにとって心痛む現実です

原子力の利用を、人間の今までの来し方に想いを馳せることなく、計算上の「半減期2000年」などというとんでもない汚染物質を物理的に大量に作り出してしまったことが、取り返しのつかない事態だということを指しているようで、何とも暗澹たる思いを抱かざるを得ません。

私たちの数代前の祖先である、たった100年前の人々の現実にあった生活ですら、博物館の展示室の出来事としてしか感じられないほどの時の流れと、日常生活での現実の時間感覚と全く乖離した「机上の計算」を、「科学的な根拠」があるとして、唯一かつ合理的な考え方であると信じ込んでしまいました。科学的、物理学的な計算公式さえ成り立てば、何をしても「計算通りに人間は何でもできる」と思い込むあやまちを生きているのです。

人間が作ってしまったものであるにも関わらず、人間がどうすることも出来ない状況にあってなお、イエズスのそばにとどまり、信仰を通じて助けを求めるなら、イエズスは最善を尽くしてくださる、という聖ピオの力強いメッセージは、イエズスが私たちに最後の日まで勇気を下さる、というお約束を伝えられたものだと思います。

聖母マリア、聖ヨセフ、私をいつも守っておられる守護の天使と聖ピオの執り成しを求めて祈ります。

わたしたちがどのような状態にあっても、イエズスへのきよらかな信仰と愛への信頼にとどまることができますように。

霊的読書(レクチオ・ディヴィナ)とは、聖書(主に福音書)などを音読し、その中の「ちょっと気になる一句」に心を留めて、祈りのうちに神さまを思い、その一句を通して神さまと語り合うことを指します。ブログ中の聖書の解釈に関する内容は、しぇるりん個人の感想です。聖句そのものと、地理、人間関係などの事実関係は、特別な記載がないものは、日本聖書協会2008年版≪新共同訳 新旧約聖書続編つき≫の解説部分に依拠しています。詳しくは、日本聖書協会発行の≪新共同訳 新約聖書≫≪新共同訳 聖書≫をご参照ください。なお、ミサの朗読福音は、カトリック中央協議会発行の《毎日のミサ》によります。

モルモン教、ものみの塔(エホバの証人)、世界基督教統一神霊協会(統一教)、新天地イエスの証の幕屋聖殿、Apostolic Catholic Church(カトリック使徒教会)は正統派のキリスト教ではありません。「カルト宗教」です。ご注意下さい。

 

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