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2018年5月29日 (火)

「教会の母聖マリア」の祝日制定と福者パウロ六世

イエスの十字架のそばには、その母と母の姉妹、クロバの妻マリアとマグダラのマリアが立っていた。イエスは、母とそのそばにいる愛する弟子を見て、母に「婦人よ、御覧なさい。あなたの子です。」と言われた。それから弟子に言われた。「見なさい。あなたの母です。」その時からイエスの母を自分の家に引き取った。

(ヨハネによる福音書19:25~27)

お元気ですか。しぇるりんです。(^ ^)

聖霊降臨祭の翌月曜日が、教会の母聖マリアの大祝日に制定されました。聖霊降臨祭に主日のミサに出た方は、お聴きおよびかと思います。

日本にはキリスト教の祝日がないため、分かりにくいのですが、欧州や南米には、聖霊降臨祭の土曜日~月曜日までが「Bank Holiday=金融取引をしない日」に定めている国々があります。日本でいうところの、国の祝日ですね。

そのため、聖霊降臨の大祝日の翌月曜日に、教会の母聖マリアの祝日を定めたようです。

↓福者パウロ六世

Paolovi

これは、第二バチカン公会議という新しい時代への幕を文字通り開いた福者パウロ六世が2018年10月14日に列聖される決定と共に、福者パウロ六世が「教会の母聖マリアへの信心」を勧められたことにあります。

典礼秘蹟省の教令は、次のように語ります。

『 教皇フランシスコは、この信心を奨励することが、司牧者と修道者と信者における教会の母性の感覚の成長とともに真正なマリアへの信心の成長もいかに大きく促進するかを熟慮して、教会の母聖マリアの記念日を、ローマ暦の聖霊降臨後の月曜日に記載し、毎年祝わなければならないと命じた。』

教会とは神父さまが信徒にイエズスさまの教えを信徒に教える場ではなく、ことばの祭儀、説教とミサを行う神父さまも、奉仕者、ミサに集う信徒が共に聖霊のみ働きを分かち合う共同体です。

教会の母性は、単純に「困っています。助けて、マリアさま!」的な信心業に満足することなく、母である教会が常にいきいきと互いを同じ神の被造物として敬い、愛し合い、分かち合うことを求めているのだと、私は感じます。

もちろん、ロザリオの祈りなど、聖母マリアの執り成しを求める祈りや信心業は大切です。ただ、聖母マリアの執り成しを求めるのは、父と子と聖霊の三位一体であり、主なる神の愛に少しでも近くためであることを忘れてはなりません。

聖母マリアさまもまた、私たちにイエズスさまを通じて愛とゆるし、希望と信仰に生きることの大切さを心に刻むよう、時に大きなみ恵みをくださるのだと、私は信じます。

聖ヨセフと多くの聖人聖女がいらっしゃいますが、天国にあっても聖母マリアさまの執り成しを求めない聖人聖女はいないでしょう。

聖母マリアさまは、ご受胎のずっと前に無原罪のみ母としてお生まれになり、イエズスさまを生み、育て、十字架の時も、聖霊が下された時も、ずっと主なる神、御子キリストと使徒や弟子たちと共に過ごされました。

常に教会共同体と三位一体であられる主との間にあって、教会の真の母として生涯を捧げられました。

聖母マリアさまは、イエズス・キリストの教会共同体と共に地上の旅を最後まで共にされました。どんな時であれ、聖母マリアさまだけは、聖三位一体への祈りの執り成し手として、世の終わりまで天のみ国で働き続けられる方です。


日本のカトリック教会にいると、信心深い信徒さんがとても多く、欧州や南米の小教区しか知らない司祭には驚かれることもあるようです。

もちろん、欧州や南米の司祭や修道士、修道女に信心深い方は大勢おられます。が、それらの地域で洗礼を受けたカトリック信徒の多くは、葬式カトリックか、少しマシだと冠婚葬祭カトリックだったりすることが多いようで、少なくとも月に3回以上、ミサに出席する信徒の割合は総信徒数のおよそ一割ぐらいの国々も多いのが現実です。

その分、教会の母聖マリアの働きは、欧州や南米では切に求められています。

アジア地域の教会暦では、西暦の元旦に「神の母聖マリアの大祝日」が定められているため、教会の母聖マリアへの信心と、信仰の実践の上では区分が難しいかも知れません。


神の母である方が、教会の母でもあり、おとめマリアであり、聖なるキリストの母であり、無原罪の聖母でもあり、被昇天の聖母であることを、すべて教会共同体として実践していくカギは、隣人愛だと思います。

聖母マリアさまの母性とは、男女の区別なく霊的に実践されるべき母性です。罪を悔い改め、主に向かい回心を求める人を支え、心からのゆるしを実感させ、罪ある身でありながら、ゆるしの信仰を生きるための天的み母の支えである母性です。

福者パウロ六世の列聖の喜びとともに、私たちが教会の母である聖マリアの執り成しで、教会共同体の中でいつも主のくださる無限の愛を分かち合うみ恵みが与えられますよう、祈りたいと思います。

霊的読書(レクチオ・ディヴィナ)とは、聖書(主に福音書)などを音読し、その中の「ちょっと気になる一句」に心を留めて、祈りのうちに神さまを思い、その一句を通して神さまと語り合うことを指します。ブログ中の聖書の解釈に関する内容は、しぇるりん個人の感想です。聖句そのものと、地理、人間関係などの事実関係は、特別な記載がないものは、日本聖書協会2008年版≪新共同訳 新旧約聖書続編つき≫の解説部分に依拠しています。詳しくは、日本聖書協会発行の≪新共同訳 新約聖書≫≪新共同訳 聖書≫をご参照ください。なお、ミサの朗読福音は、カトリック中央協議会発行の《毎日のミサ》によります。

モルモン教、ものみの塔(エホバの証人)、世界基督教統一神霊協会(統一教)、新天地イエスの証の幕屋聖殿、Apostolic Catholic Church(カトリック使徒教会)は正統派のキリスト教ではありません。「カルト宗教」です。ご注意下さい。

 

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