フォト
無料ブログはココログ

日本ブログ村

  • ブログランキング


    人気ブログランキングへ
  • 日本ブログ村

« イエス・キリストの「愛」に抱かれて | トップページ | 蟻の街のマリア、尊者エリザベト・マリア北原玲子 »

2018年5月15日 (火)

「奇跡の香り」はバラの香り?

(そのとき、イエスは十一人の弟子に現れて、)言われた。

「全世界に行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えなさい。信じて洗礼を受ける者は救われるが、信じない者は滅びの宣告を受ける。信じる者には次のようなしるしが伴う。彼らはわたしの名によって悪霊を追い出し、新しい言葉を語る。手で蛇をつかみ、また、毒を飲んでも決して害を受けず、病人に手を置けば治る。」

主イエスは、弟子たちに話した後、天に上げられ、神の右の座につかれた。一方、弟子たちは出かけて行って、至るところで宣教した。主は彼らと共に働き、彼らの語る言葉が真実であることを、それに伴うしるしによってはっきりとお示しになった。
(マルコによる福音書16:15-20、<聖書と典礼>より)

お元気ですか。しぇるりんです。(^ ^)

主イエズスがご復活になり、40日間弟子たちの前に姿を現し、天のみ恵みについて弟子たちに語られたのち、天のみ国に弟子たちの前で昇られた、と《新約聖書》に書かれています。

天国に行かれる前に主イエズスは、冒頭の聖句にあるように、洗礼を受け、心から主イエズスを信じる者には「しるし」が伴うと言われました。

冒頭の聖句にある前半の内容は、現代では大司教の命で一定の研修を受けた司祭が行う「悪魔払いミサ(エキソシズム。」、神によって新たにされた心でみ言葉について語ることを意味するのでしょう。

後半の「手で蛇をつかみ、また、毒を飲んでも決して害を受けず…」は、明らかに悪意ある「自称」友人、知人、上司や教師らとの交流が避けられない現代にあっても、イエズス・キリストのみ恵みと愛に守られた生き方を踏み外さない意志を保てる、ということだと私は思います。

5月は聖母月でもあります。聖母のみ恵みといえば「バラのような香りがただよう」という奇跡が有名です。

日本のカトリック教会では、個人的な奇跡を体験した方、み恵みを頂いた信徒や宣教者の確率はとても高いように思われます。

先日、ある方のお葬式に立ち会ったシスターが「蘭麝香のような言葉では言い尽くしがたい香り」が不意にただよったのを感じた、とフェイスブックで言っておられました。

わたしもたった一度だけ「ばらに似た香り」のみ恵みをいただいたことがあります。

聖マキシミリアノ・マリア・コルベ神父さまの物語にもありましたが、聖母のみ恵みが訪れた時の香りは、「農薬を一切使用していない状態で、野ばらのつぼみが花咲く、まさにその朝の瞬間にただよう強い香り」に似ている感じがするというだけで、何の花の香りに似ていると断言できるものではありません。

わたしは、そのみ恵みを頂いてから、そのとき働いていた会社を辞める決意をしました。聖母がいつもわたしの祈りをイエズスに執り成しておられるのなら、たとえ困難な日々が待ち受けていても恐れることはない、と明日を信じられると思えるようになり、不安症状が発達障害で強いにも関わらず、不必要な不安に駆られることが少なくなったのです。

いろいろなことがありましたが、これから新しい第二の人生を踏み出せそうな気がしています。

カトリック教会で、公的に崇敬を認める「奇跡」は、秋田の聖母像が涙をながされ、特定のシスターにメッセージを与えられたように、それぞれの教区がローマ教会の認可を得て「信徒がその奇跡的現象が「カトリック教会の教え」を豊かに宣べ伝え」「使徒伝承の福音宣教の一助となる」ものでなければなりません。

また、修道会、観想修道院の設立、宣教活動などに祈りで貢献したり、メッセージを受けた人が「聖人、聖女」とカトリック教会で認められるためには、その生きざまが明らかに「奇跡的」であり、キリストの祝福に満ちていると証言する証言者が大勢あり、なおその死後、少なくともその聖人・聖女候補に祈りの執り成しを願い、二度の奇跡を行ったと公的に証明されなければなりません。

現代では、聖人・聖女候補に関する徹底的な調査報告書が提出されている人の中から、誰かがその候補者に執り成しを願って祈った結果、医学的な「治癒」が不可能な病いが治癒することが列聖の条件となることが多いようです。

医学的な治癒の可否や、治癒状況に関しては、主にローマ教会で委託する医師団が最終決定を下します。

医学的な見地から奇跡が起きたため、列聖された最近の聖人、聖女で有名どころを例にあげてみましょう。

その死の直後に教皇の命で「尊者(奇跡の事例のない聖人の前々段階)」として列聖調査を始め、「神のしもべ(尊者または福者に該当)」として福者として申請されたのが、聖ヨハネパウロ二世です。その後、フランスの修道女のパーキンソン病の奇跡的な治癒が認められて「福者」として列福され、2013年にコスタリカの重病の女性の治癒が奇跡と認められ、聖人となりました。

「神のしもべ」は、その生きざまがイエズス・キリストの教えを伝えるために捧げられた、と広く認められている人であり、その国や地域でその方の生きざまに倣らうことは相応しい、とローマ教会の教理聖省という部署で認められた場合のようです。

その話をどこかでしたら、未信者の方に「じゃあ、カトリック教会って、聖人・聖女候補の方々がうじゃうじゃ大勢いるんですか?」と尋ねられました。

↓尊者エリザベト・マリア北原玲子

Sg_satoko_kitahara まさにその通りで、日本の尊者だけでも、サレジオ修道会日本管区の創設者、「尊者ヴィンセンシオ・チマッティ司祭」、バタ屋集落と呼ばれた蟻の町(墨田公園界隈)のマリア、「神のはしため(神のしもべが女性である場合の呼称)」「殉教者」である「尊者エリザベト・マリア北原玲子」などがいます。(国内の尊者、または列聖調査中などの方でご存知の方がいたら、ご一報ください。)

2017年に「神のしもべ」として、日本では殉教以外の理由づけでは初めて福者となった「ユスト高山右近」もいます。

もし難病、原因不明の病い、治療不可能な状況などで苦しむ方がおられましたら、ぜひ日本の尊者、福者の執り成しでお祈りください。

また、ご縁のある修道院、修道会の尊者候補の方々で、すでに列聖調査報告書を修道会などで提出した方で知っている方がいたら、ぜひ、祈りの執り成しを願ってください。

冒頭の聖句にあったように、信じて洗礼を受けた人には、誰にでも聖霊のみ恵みがあります。それが、個人的な人生を変えるだけの小さなちっちゃな奇跡であるとしても、奇跡に変わりありません。

カトリック教会で列福、列聖された聖人・聖女らは、誰でも父と子と聖霊のみ恵みにすべてをお任せして祈るなら、時に奇跡が起こる、という信仰における事実を時代ごとのニーズに合わせて証しする人々だと思います。

いわば、聖霊のみ恵み、聖母マリアさま、聖ヨセフさまの執り成しは具体的に「こんな風にあるのですよ」と、その生きざま、死にざま、そして死後の事績により分かりやすく証ししてくださるのです。

最後に、「尊者エリザベト・マリア北原玲子の列聖を求める祈り」をご紹介したいと思います。

主よ、あなたは尊者エリザベト・マリア北原玲子に多くの恵みをお与えになりました。

とりわけ東京で戦争の犠牲になり、顧みられなかった貧しい人々に喜びをもって自らを与え、輝く証しのうちに進行生活をおくる力を与えてくださいました。また、けがれなきみ母マリアのご保護のもとに、小さな人々の育成と援助に愛をもって生涯を捧げる恵みをもお与えくださいました。


わたしたちは彼女をとおして示されたあなたの業に心から感謝いたします。

主よ、エリザベト・マリア北原玲子の取り次ぎによって、あなたに真心をもって祈るわたしたちに、言葉と行いの一致のうちに信仰を証ししていく力を与え、あなたを求めるすべての人に信仰の光を与えてください。また、いま信頼をもって祈るわたしたちの願いを聞き入れてください。

わたしたちの主イエス・キリストによって、アーメン。

(主の祈り、アヴェ・マリアの祈り、栄唱を一回ずつ唱える。)

霊的読書(レクチオ・ディヴィナ)とは、聖書(主に福音書)などを音読し、その中の「ちょっと気になる一句」に心を留めて、祈りのうちに神さまを思い、その一句を通して神さまと語り合うことを指します。ブログ中の聖書の解釈に関する内容は、しぇるりん個人の感想です。聖句そのものと、地理、人間関係などの事実関係は、特別な記載がないものは、日本聖書協会2008年版≪新共同訳 新旧約聖書続編つき≫の解説部分に依拠しています。詳しくは、日本聖書協会発行の≪新共同訳 新約聖書≫≪新共同訳 聖書≫をご参照ください。なお、ミサの朗読福音は、カトリック中央協議会発行の《毎日のミサ》によります。

モルモン教、ものみの塔(エホバの証人)、世界基督教統一神霊協会(統一教)、新天地イエスの証の幕屋聖殿、Apostolic Catholic Church(カトリック使徒教会)は正統派のキリスト教ではありません。「カルト宗教」です。ご注意下さい。

 

「しぇるりん」になりすまし、他の方のブログにコメントを書き込む事例があるとのご指摘を受けました。私は他のブログに書き込みをしません。また「しぇるりん」を騙るニセブログもあるようですが、このブログの書き手とは別人です。ご注意下さい。


人気ブログランキングへ

にほんブログ村←ポチッとしてください。励みになります。 ポチッとよろしく!

English blog is also available http://shelillelinnecatholictipoff.blogspot.jp/

定番の聖書なら→日本聖書協会《新共同訳 新約聖書詩編付》



わかりやすいと大好評のカトリック入門書



カトリック書籍と聖具は定価で買えるドンボスコ社HPからどうぞ!

ドンボスコ社ネットショップ





Helps meditation and lectio divina according to the Benedictine monastic spirituality.



にほんブログ村 哲学・思想ブログへ<br/><a href=にほんブログ村 哲学・思想ブログ カトリックへにほんブログ村 カトリック
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 聖書・聖句へ
にほんブログ村
にほんブログ村 哲学・思想ブログ キリスト教へ
にほんブログ村
<
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村←ポチッとしてください。励みになります。 ポチッとよろしく!





« イエス・キリストの「愛」に抱かれて | トップページ | 蟻の街のマリア、尊者エリザベト・マリア北原玲子 »

キリスト教エッセー」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1671541/73492308

この記事へのトラックバック一覧です: 「奇跡の香り」はバラの香り?:

« イエス・キリストの「愛」に抱かれて | トップページ | 蟻の街のマリア、尊者エリザベト・マリア北原玲子 »